[企画展]鉄道と観光〜地域をむすぶ交通~

令和6年度夏季企画展

鉄道と観光 

会期:2021.8.14~2021.9.26

 明治32年(1899)に開通した京都鉄道から現在のJRに至るまでの変遷を紹介するとともに、鉄道の開通により変化した町の様子も併せて、観光パンフレットや古写真などから紹介しました。

鉄道と観光

  


 昭和9年(1934)に建築され、南丹市内で最も古い駅舎であったJR八木駅舎が令和3年(2021)4月に新駅舎となりました。これに合せて、新駅舎完成記念として商店街に関する資料も展示しました。八木商店街は八木駅開設後に形成されたもので、鉄道と深い関係のある商店街です。八木駅は貨物輸送の拠点として、園部駅と亀岡駅の間で重要な役割を担っていました。

鉄道と観光-2

 その他にも、園部駅まで鉄道が開通した際には観光の目玉として園部公園が開設されたり、殿田駅(現日吉駅)の誕生により商店街が発展し、さらに材木等の輸送の様子が鉄道開通前後で大きく変化したりと、様々な影響がありました。また美山町には鉄道は通っていませんが、未成線の京若線やバス路線について紹介しました。

鉄道と観光-展覧会会場

 

鉄道と観光-展覧会会場-2

鉄道と観光-展覧会会場

 


鉄道と観光

[図録]鉄道と観光

 明治32年(1899)に開通した京都鉄道から現在のJRに至るまでの変遷を紹介するとともに、鉄道の開通により変化した町の様子がわかる観光パンフレットや古写真なども掲載している。

2021年8月発行/56ページ/281g