[企画展]大塚春嶺展
令和6年度春季企画展 没後80年回顧展
大塚春嶺展
歴史画と物語絵を巡る優美さ
会期:2024.4.6~2024.5.12
大塚春嶺は明治から昭和にかけて活躍した日本画家です。文久元年(1861)12月、船井郡園部村(現南丹市園部町美園町等)に、小林源助の長男として生まれました。本名は勝之助。幼少期から絵に長じていた春嶺は、やがて四条円山派の画家である大阪の深田直城に師事してその画法を学び、ついで幸野楳嶺の弟子で、菊池芳文、竹内栖鳳、都路華香とともに楳嶺門下の四天王と呼ばれた谷口香嶠の門に入り、歴史画の手法を極めました。
関連情報
[図録]大塚春嶺
船井郡園部村(現南丹市園部町美園町等)出身の大塚春嶺が没後80年となることから開催した回顧展の展示会図録。数々の作品から、伝統的な歴史画の中で挑戦を続けた春嶺の足跡を振り返るとともに、これまで詳しく取り上げられることのなかった物語絵についても紹介している。
2024年3月発行/88ページ/425g