[収蔵品展]岩崎革也と地域社会
令和5年度収蔵品展
開館25周年記念・没後80年
岩崎革也と地域社会
【会期】令和5年12月6日〜令和6年3月6日
岩崎革也(1869〜1943)は、丹波国船井郡野条村(現南丹市八木町野条)出身の父藤三郎の長男として明治2年(1869)に誕生しました。革也は藤三郎らが起業した須知銀行の経営に携わるとともに、須知町長や京都府会議員などの公職を歴任しました。その一方、堺利彦や幸徳秋水をはじめとする社会主義関係者らと交流し、財政的な援助を行ったことでも知られています。
これまでは、そうした社会主義者との関係について取り挙げられることの多かった革也ですが、近年では須知町長や府会議員時代の活動をはじめ、地元に対する金銭や物品の寄付など、地域社会の発展に尽力していたことも注目されつつあります。