[特別展]田村宗立
平成30年度秋季特別展 / 没後100年
田村宗立展
リアリティーを追求した画家
会期:2018.10.27~2018.12.2
弘化3年(1846)、丹波国船井郡上河内村(現南丹市園部町船岡)で生まれた田村宗立は、安政2年(1855)、10歳の頃に南画を、翌年からは六角堂能満院の画僧・大願憲海のもとで仏画を学びました。その後、写実的な絵画に関心をもつようになった宗立は独自の陰影表現を用いた洋画の制作に取り組み、多数の作品を残しました。晩年は再び日本画に戻り、墨絵で軽妙な道釈人物などを描いて余生を送り、大正7年(1918)に72歳で没しました。





◾️ 関連情報

[図録]田村宗立 リアリティーを追求した画家
京都において洋画の先駆けとなった田村宗立を紹介した展示会図録。画僧として描いた仏画や独自の陰影表現を用いて描いた洋画作品、晩年に手がけた日本画作品など200点以上を収録。参考図版約40点を収録した付録付き。
2018年10月発行/80ページ/400g