[図録]園部垣内古墳〜発掘50年をふりかえる~
令和4年度夏季特別展
[図録]園部 垣内古墳
発掘50年をふりかえる
2022年8月発行/48ページ/244g
目次
1 ごあいさつ 目次・凡例
2 第1章 園部垣内古墳の発見と発見調査
16 第2章 園部垣内古墳の埋葬施設と出土品
42 第3章 発掘調査後の園部垣内古墳
47 掲載資料一覧
48 協力機関・協力者・参考文献・奥付
園部垣内古墳(南丹市園部町内林町)は4世紀後半に造られた全長84メートルの前方後円墳で、周濠を含めた全長は107メートルに及んでいます。口丹波地方の前期古墳では最大の規模を誇り、周辺地域を治めた王の墓と考えられています。発掘調査では、後円部から全長6.4メートルの割竹型木棺の周囲を粘土で包んだ粘土槨と呼ばれる埋葬施設が発見され、三角縁神獣鏡をはじめとする鏡が6点、菅玉・車輪石・石釧・勾玉などの石製品、武器や武具に代表される鉄製品などが出土し、その後一括して国指定重要文化財になりました。
関連情報
[特別展]園部垣内古墳〜発掘50年をふりかえる~
園部垣内古墳(南丹市園部町内林町)の発掘50年を回顧した展示会。当時の発掘調査のようすを撮影した写真や調査日誌のほか、多数の出土遺物を展示。
会期:2022.8.6~2022.10.10